忌宮神社
忌宮神社は観光地である城下町長府のほぼ中央にあります。
仲哀天皇が熊襲平定の際に滞在した行宮である豊浦宮の跡とされているので、かなり歴史の古い神社です。
8月に7日間にわたって行われる「数方庭(すほうてい)祭」はこの戦いの戦勝を祝った踊りがもとになったとも言われています。大きな竹の幟を持って、境内中央の鬼石のまわりを持つ祭りは「天下の奇祭」とも呼ばれています。
境内には宝物館や相撲資料館、養蚕渡来の地記念碑など、見どころの多い神社です。
コロナ前には骨董市なども開かれていたのですが、現在はお休み中のようです。再開が待ち遠しいですね。
隣接する「宮の内茶寮」では、庭園がある落ち着いた空間でおいしい料理がいただけます。ランチや夜の食事にはぴったりな場所です。