高杉晋作の墓所「東行庵」
東行庵は高杉晋作の墓所として有名です。東行庵の名前は、高杉晋作の号のひとつ「東行」に由来しています。
もともとは奇兵隊軍監であった山縣有朋が建てた「無鄰菴」という草庵を、高杉晋作の愛妾であったおうのが譲り受けたものです。
長府にある功山寺の末寺で曹洞宗の寺院なのですが、お寺というよりは庵というべき佇まいです。庵の内部の見学ができないのが残念です。
東行庵の特筆すべきは境内で、早春には梅、梅雨時期には菖蒲、秋には紅葉が楽しめます。
また、境内各所に明治維新に功績のあった人物の墓や顕彰碑、文学碑などがあり、歴史や文学好きな方はより一層楽しめる場所です。
駐車場には食事や甘味などを楽しめるお店もあるので、境内散策後に一休みもできます。
東行庵