日清講和記念館
春帆楼の敷地内にある日清講和記念館。
明治27年、日本と清国の間で朝鮮半島の権益をめぐって戦争が勃発します。しかし、翌年には清国の講和使節団が関門海峡にやってきて、春帆楼で日清講和会議が開催されます。
その会議で使用された調度品や関連資料などを日清講和記念館で見ることができます。
受付などもなく、気軽にふらっと立ち寄れるのがいいですね。
開館は9時から17時までで、最終入館は16時30分までです。
中に入ると若干薄暗いのですが、ひんやりとした印象があります。初夏に訪れたときは涼しいと感じました。
実際に伊藤博文など、歴史上の人物が使った椅子やテーブルなどがあり、ガラス越しですが、歴史を感じさせます。
小さな記念館なので、10分もあればざっと見て回れますが、歴史好きは一つ一つの資料を丹念に見ると面白いでしょうね。
近くには清国の全権大使だった李鴻章が歩いた路地もあります。裏道好きはぜひ歩いてみてください。
日清講和記念館