亀山八幡宮
唐戸市場の向かい側にあるのが亀山八幡宮です。
859年の神託がもとになってできたお社らしいので、歴史は古いですね。
この場所は昔は島で、工事の無事を祈ってお亀さんという遊女が人柱になったという言い伝えがあります。
境内には「お亀銀杏」と呼ばれる銀杏の木があります。初代のお亀銀杏は戦災にあいましたが、現在は初代から芽吹いた二代目の銀杏が立派に育っています。
銀杏の実は硬い殻に覆われていますが、ふつうはツルツルしていますよね。しかし、お亀銀杏の実はブツブツがあります。人柱になったお亀さんにはアバタがあったため、その化身と言われているのです。
本殿に上がると、関門海峡が一望できる向きにベンチが置いてあるので、景色を楽しんで一休みができますよ。