2022年甲子園 祝！準優勝 下関国際高校ってどんな高校？
2022年甲子園で大阪桐蔭を破って準優勝まで勝ち進んだ下関国際高校。
いったい、どんな高校なのでしょうか？
地元民が見聞きした情報をお伝えします。
学校の周辺はどんなところ？
最寄駅は新下関駅で、南口から徒歩5分圏内とありますが、そんなに近かったかなあという印象です。
バス停は学校の前にあったと思いますが...。
周辺は山陰方面に向かう道路があり、ちょっと離れますが「ゆめタウン」というショッピングセンターがあります。
交通量は多いですが、遊ぶところは少ない印象です。
名前さえ書ければ入学できる？
真実のほどは確かではありませんが、20年くらい前は下関市内では「名前さえ書ければ入学できる」高校と言われていました。
いわゆる「荒れた学校」という存在で、私の知り合いで入学した人はまったくいませんでした。
ところが、2017年に野球部が初めて甲子園に出場してからは、評判が良くなってきました。
市内の某教育関係者によると「勉強はともかく、素行の悪い生徒は入学できないようになった」ということです。
「野球部のおかげで生徒全体の質も上がってきている」ということで、挨拶などもしっかり行なわれていると聞いています。
野球部はスパルタ？
報道などで見ても、けっこう厳しい部活動のようですね。
何年か前の地方予選の解説で聞いたのですが、下関国際の野球部をやめて、別の高校に入り直して野球をやっている子もいたのです。なので、けっこう厳しい環境なのかなあと思います。
最近は朝練がなく、以前に比べると疲労度は少ないようですが、なかなかのハードワークのようですね。
生半可な気持ちではついていけない部のようです。
野球部以外の部活は？
ウェートリフティング部が有名です。
全国大会などにも出ているようで、地元のテレビ局が取材しています。
吹奏楽部は３人しかいないようですが、野球部の活躍でこちらも増えるといいですね。
下関国際のベンチメンバーに山口県出身の生徒が少ないことを問題視する人もいるようですが、市民はそんなに狭い心の人ばかりではないですよ！
市内のパブリックビューイングで「下関に来てくれたことが嬉しい」とインタビューに答えていた人がいました。
試合後には山下主将のご両親が地元テレビ局に出ていましたが、下関国際のユニフォームを着ていたのが個人的に嬉しかったですね。
下関に縁もゆかりもないもない生徒たちが、野球をするために下関にやってきて、その周りの人たちも下関を知ってくれるのはとても嬉しいことです。
来年以降も真紅の優勝旗を目指して、ぜひ頑張ってほしいです。
